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2009年 07月 22日

ヘンリー・サーティース氏のご冥福を心よりお祈りします。


ご存知の方もおられると思いますが、F2ドライバーのヘンリー・サーティース氏(18歳)が、7月19日に

ブランズハッチ・サーキット(イギリス)で行われたF2のレース中に、ジャック・クラークがドライブ

するマシンがバリアに激突。このクラッシュでマシンのリアタイヤが外れ、後ろから走ってきた

サーティース氏の頭部に直撃しました。

サーティース氏は意識を失い、次のコーナーでコースアウトしてバリアに衝突。彼のヘルメットにはタイヤ跡

が残っており、ホイールはマシンのエアボックスにもぶつかったと見られています。

レースは直ちに中断され、マシンから救出されたサーティース氏は、ヘリで王立ロンドン病院へ搬送された

が、怪我の状態はひどく死亡にいたりました。

2001年F1イタリアGPのレース中の事故により、マーシャルが死亡して以降、事故によってタイヤがマシン

から外れないよう結束するシステムの導入が規約で定められていましたが、F2の様なフォーミュラの下部

のカテゴリーには導入されていませんでした。

また、F2マシンは、F1の安全性基準に従いF1で有名なウィリアムズF1が設計・製造しており、F1マシンと

同じ頭部保護設計となっているそうです。


今回の事故、2001年の事故を心から反省し教訓としていれば避けられた事故だと思います。

また、改めてモータースポーツとは死と隣り合わせなのだと感じさせられました。

最後にヘンリー・サーティース氏のご冥福を心よりお祈り致します。


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by kamakitikun | 2009-07-22 08:17 | F1


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